ピンクリボンの「目的」と「大義」
・目的:乳がんについての正しい知識を多くの人に伝えること。
乳がんで苦しむ人、亡くなる人を減らすこと。
・大義:この草の根活動がきっかけで早期に乳がんを見つけられれば、10人中9人は助けられること。
「伝えることは何か」
・乳がんは、女性だけの問題ではなく、男性も含めた家族の問題であること。
日本人の半分は男性だが、乳がんになる可能性はほぼ0であり、
当事者意識を持つことはできない。
乳がんを女性のみの問題ではなく、家族の問題としたら当事者意識を持てるのではないか。
たとえば、妻や母親という役割を持つ女性が乳がんになった場合、
夫や子ども、その祖父母がその影響を受ける。
乳がんで入院となったら
病院への送り迎えをしなければならならいし、医療費も支払わなければならない。
その間の子どもの世話は、夫や祖父母が面倒を見なければならなくなる。
乳がんになった本人も辛いが、それを支える家族も負担をしいられる。
乳がん検診を受けるのにもお金がかかる。
全額自己負担の場合1万円程度かかる。
これに対して男性側が理解を示せれば、女性の背中を押せるのではないか。