【読書#49】21世紀の資本

<読んだ本>

21世紀の資本
著 トマ・ピケティ 訳 山形浩生 守岡桜 森本正史 出版 みすず書房

<筆者の言いたいこと(200字以内)>

実をいえば経済学者なんて、どんなことについてもほとんど何も知らない
というのが事実なのだ。
年間の資本からの収入(資本の平均年間収益率) > 年間の稼ぐ力の増加(経済成長率)
上記の不等式が長期的に成り立つとき格差が拡大する。
二度の世界大戦は、相続フローを崩壊させ、格差を一時的になくした。
制限のない競争によって相続に終止符が打たれ、
もっと能力主義的な世界に近づくという考えは、危険な幻想だ。
<今後に生かす(100文字以内)>
格差が広がるほど人間同士の団結が難しくなるのではないか。
二度の世界大戦や、金融危機がその結果だとしたら、興味深いなと感じた。

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