ニュース記事概要
日本の新しいサイバーセキュリティ担当の閣僚は14日、
パソコンを使ったことが1度もないと発言し、国中をあぜんとさせた。
(1)相反する2つ以上の意見
今井雅人議員
「パソコンもいじったことのない方がサイバー空間のセキュリティー対策をするなんて信じられない」
桜田義孝五輪相 サイバーセキュリティ戦略副本部長
「サイバーセキュリティーは国の総力をあげて総合的にやることで、落ち度はないと自信を持っている」
キム・ゼッター サイバーセキュリティ関連のジャーナリスト
「電子メールやスマートフォンなどを使わないのに暗号やサイバーセキュリティの政策を策定する、米連邦議員の多くと大差ない」
(2)仮説(450文字以内)
・担当省庁の優秀な官僚組織が動いて、トップは判子を押すだけなので
「サイバーセキュリティ」を理解、判断できなくても組織は機能するのではないか。
(大臣の肩書と能力がリンクしなくても成り立つ組織構成となっているのではないか。)
・IoTやビッグデータが経済に影響を与えるようになると、そのセキュリティも重要になる。
大臣本人や大臣を任命した総理大臣がそのことを認識していないことが問題と感じる。