【読書#57】最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常

<読んだ本>

最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常

著 二宮敦人 出版社 新潮社

<筆者の言いたいこと(200文字以内)>

音校なら演奏技術、美校ならデッサン力。
そういった、いわば基礎の部分にまず高い能力が求められる。
だが、それはできて当たり前。
なぜなら努力で何とかなる部分だから。
藝大が求めているのは、それを踏まえたうえで何か、
才能としか表現できない何かを持った学生だ。

何人もの人間がそこを目指し、何年かに一人の
作家を生み出して、残りはフリーターになってしまう。
それが当たり前の世界だという。

<今後に生かす(100文字以内)>

「作れるものは何でも作ろうとする美校の生徒を見て

何事にもお金を使うという前提で考えていたことに気づく」

という所が印象に残った。

お金以外の解決法も考えるようにしたい。

<その他 気になった言葉>

・「デザインって、お客さんありきなんですよ。

いかに相手の要望に沿ったものを作るかですから。

逆にいうと独創性とか、個性が重要ではないんです。

そのせいか、他の人の作品と競うとか、

そういう意識が薄いと思います」

・「音楽は一過性の芸術だからね」

「つまり、その場限りの一発勝負なのよ。

作品がずっと残る美校とは、

ちょっと意識が違うかもしれない。

あと、音楽って競争なの。

演奏会に出る、イコール、順位がつけられるということ。

音校は順位を競うのが当たり前というか、前提になっている世界なんだよね」

・「…しなさい。なお、この試験はあなたの構想力、

創造力、表現力を考査するものであり、正解を求めるものではありません」

・建築の最小単位は椅子、という考えなんです。

人間の体とモノをどう関係させるのか、それを考えるのが建築ということで…

まずは椅子。

・「打楽器専攻をイラっとさせる一言、というのがありまして」

「「トライアングルなんて誰が叩いても同じじゃん」。これです」

「…あの、すみません…違うんですか?」

「違うんですよ」

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