【#140 読書】給料低いのぜーんぶ「日銀」のせい

タイトル:給料低いのぜーんぶ「日銀」のせい

著者:高橋洋一

出版社:ワニブックス

<筆者が言いたいこと(200文字)>

企業が上手く経営できているかは資産と借金のバランスで決まる。

国も同様である。

世界の投資家は日本の財政状態を「政府」と「中央銀行」を合わせた資産、借金のバランスで判断している。

日銀のインフレ率2%は失業率が一番下がる値だから目標となっている。

失業率を最低にすることが雇用対策になる。

また失業率が1%増えると自殺者が3000人程度増えるので、自殺対策にもなる。

〈今後に活かすこと〉

・国、企業の財政状態を判断するときは子会社を含むトータルのバランスシートで判断する。

・インフレ率2.5%が失業率が日本では最低になるラインである。

 そのような政治運営ができそうな人、政党に投票する。

・日銀の動向に関心をもつ。失われた30年の原因の一つは、

日銀がバブルの判断を見誤ったからだ。

土地、株だけが大きくインフレになり、その他普通のものは適性なインフレなのに

猛烈なインフレだと勘違いした。その結果、お金供給を閉めデフレとなった。

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