【IDEA】「路線図マニアが読み解く: 小田急電鉄の路線図はどこが変わったのか (1/3)」

IDEA(ニュース記事概要)

春は出会いと別れの季節。鉄道会社にとってはダイヤ改正の季節であり、ダイヤ改正に伴って「路線図が更新される」季節でもある。とはいっても、多くの場合は停車駅や乗換駅などの細かい変更であり、どこが変わったのかすぐには気付けない「間違い探し」レベルのものも少なくない。そんな中、小田急電鉄が3月17日のダイヤ改正に併せ路線図を一新した。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1802/21/news096.html


路線図の目的は、決められたスペース内に正確な路線を書き、かつ見やすいことだが、この二つが相反する性質のものなので、東京の路線図は見にくくなりがちである。

文字サイズを統一して、二行にするなど、細かいが腐心したんだろうなと感じた(図.1)。東京オリンピックもあるので、国内外の旅行者には嬉しい配慮だなと。

図.1 上:旧路線図、下:新路線図

駅名の均等割付がなくなり、文字数が多かった「小田急多摩センター」は2行に渡って表記されるようになった

図.2 上:旧路線図、下:新路線図

駅名が路線の上側に置かれるよう統一され、駅名を目で追う際に視線が上下にぶれることがなくなった

図.3 上:旧路線図、下:新路線図

以前は5色あった列車種別が、多摩急行の廃止に併せて4色に。「急行」&「通勤急行」、「準急」&「通勤準急」は色を統一し、線の太さで区別する

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