ニュース記事概要
現在のカーライフではなくてならないカーナビだが、スマートフォンの地図アプリの進化と普及により、劣勢になりつつある。これまでスマホは、コンパクトカメラや音楽プレーヤーなど、さまざまな専用機器の市場に侵食し、取って代わってきた。いずれ日本のカーナビ市場もスマホに取って代わるのだろうか。
http://diamond.jp/articles/-/169401
<調べたこと>
『カーナビユーザー調査 2017』より
・カーナビの選択理由
メーカー純正では、「保証」、「取付が安心」、「選ぶ面倒がない」が上位項目
市販ナビでは、「価格」、「性能がよい」、「色々選べる」が上位項目
・全体で4割程度は据え置き型ナビとナビアプリを併用しており、そのうち約8割がナビアプリをメインとして使用している。
・据置型カーナビとナビアプリを併用するユーザーの約半数は、ナビアプリを据置型カーナビで「表示したい」
総務省「平成27年通信利用動向調査」より
・スマートフォンの世帯普及率は72.0%、個人普及率は53.1%
http://www.iid.co.jp/news/press/2017/090101.html
https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17035232
(1)相反する2つ以上の意見
・クルマのインターネット端末化し、クルマを制御するコンピュータとカーナビ、各種センサーを統合したシステムに活路を見出したい。
・クルマと携帯端末では生活への密着度がまるで違い、顧客は『携帯端末にクルマを合わせろ』という考えが徐々に強くなっている。
・日本のカーナビは世界でもトップクラスの性能、機能を持っている。だが、世界的な広がりを持つことはついになかった。
・海外では日本ほど高機能なカーナビは必要なく、スマホ、ないし低価格なポータブルナビで事足りるとするユーザーがほとんど。
(2)仮説
快適なクルマの運転を提供してきたカーナビが、
スマホの進歩と普及により、その優位性がなくなってきているが、
純正カーナビと比べた場合の安心感や、置き場の見た目の問題もあり
併用している人が4割程度いる。
http://music-lifestyle.net/app_vs_car-navi_point/
(3)中立な立場で提案する
スマホ映像を投影できる耐熱仕様の小型プロジェクター、その投影用ボード、
二つを固定する車載マウントを提供する。
投影用のボードは車の内装に合わせて、大きさや形を数種類用意する。
車載マウントは数種類用意する。
iOSとアンドロイドに対応する。
プロジェクタとの接続専用アプリを開発し、ナビアプリを提供する。
プロジェクタ内にカーナビ用のGPSを搭載する。
アプリ起動中はスマホGPSとのプロジェクタ内のGPSが切替ができるようにする。
参考URL
http://pioneer.jp/carrozzeria/cybernavi/avic-vh99hud_avic-zh99hud/