ニュース記事概要
11月から始まる歌手の宇多田ヒカルさんの全国ツアーに注目が集まっている。12年ぶりという貴重さからだけではない。チケットの高額転売で荒稼ぎする「転売ヤー」を完璧に追い出す仕掛けが焦点だ。音楽関係者の不退転の決意、IT(情報技術)企業とスタートアップが磨いてきた新技術で、イタチごっこに終止符は打たれるのか。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33985800Z00C18A8000000/
(1)相反する2つ以上の意見
「すばらしい」「ファンを大事に考えている」
「手続きが複雑すぎる」「当日、入場に時間がかかるのではないか」
「航空券の国際線であれば申込時にパスポート情報など本人情報を登録し、基本的に譲渡はできない。人気の高いチケットは同じように考えるべきだ」
登録時の手間を考えると「ちょっと行ってみようか」程度のライトなファンは敬遠しがちになる。
(2)仮説
インターネットでチケット購入ができ、便利になった。
一方でシステム的に大量購入して、利ザヤを収めるという転売目的の購入も
可能になってしまった。
オークションサイト、フリーマーケットアプリが普及し、
赤の他人に売っても安全に費用回収できる環境が整っている。
赤の他人同士のモノの売り買いが安全にできる環境が整ったことが、
問題の原因の一つではないだろうか。
また、高額の転売価格でも購入する人がいるということは、
チケット価格が適切ではないのかもしれない。