【ニュース #89】もったいない・・・「最強のパスポート」を持つのに、なぜ日本人は海外に行きたがらない?=中国メディア

ニュース記事概要

あるコンサル会社が国際航空運送協会(IATA)のデータをもとに作成した
「世界の最強パスポートランキング」で、日本が最も多くの国や地域を便利に訪れることができる「最強のパスポート」発行国に選ばれたと紹介された。
しかし、日本人の出国者数は2015年に最低値を記録し、訪日外国人観光客数のほうが多くなった。しかも、日本人の半数以上がパスポートを持っておらず、海外に出かけたことのある日本人も全人口のわずか20%にとどまっている。

(1)相反する2つ以上の意見

韓国メディア・韓国経済

「パスポートを所有している日本人は4人に1人に過ぎず、パスポートを活用していない。パスポート所有の分野にも、日本人特有の内向性が反映されている」

森田優介(Newsweek 記者)

海外旅行は危ないのか、危なくないのか──。現実には日本国内も含め、100%安全な場所などどこにもない。問題はイメージや一時の報道だけで判断してしまうことだ。特に日本人はその傾向が強いように思える。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-10030_2.php

中村 哲(玉川大学観光学部教授)

そもそも旅行に興味がない、海外は自分には関係ない、海外旅行は費用対効果がよくないなどの理由で、そもそも余暇時間の使い方の選択肢に入れていないのだろう。

https://www.nippon.com/ja/currents/d00432/?pnum=2

(2)仮説(450文字以内)

・実際に見て、体験しようとする人が少なくなった。

→ネットやTVで観光した気分を手軽に味わえる。

・余暇時間の使い方の選択肢が増えた。

→お金と時間と体力を使って海外旅行を選択する人が少なくなった。

・海外旅行をすると日本の常識が通用しなくなる。

その耐性が今の日本人にはないのではないか。

(異なるということを面白がれないのではないか。)

【体験】

今年、8月にウィーンに海外旅行した。行くと決めた理由を書いてみる。

・1週間休みが取れるチャンスは少ないので海外に行きたいと思った。

・仕事が何とかケリがついたので、その反動で休みに遠くに行きたくなった。

・休みの日程と海外旅行チラシを見て、ウィーンが面白そうに思えた。

・なぜウィーンなのか?

→「アマデウス」というモーツァルトの映画を観て、ウィーンに興味を持った。

サリエリとモーツァルトは凡人と天才と描かれたが実際はどうだったのかが気になった。

サリエリとモーツァルトのお墓参りをした。

・両親が海外旅行が好きなので、抵抗があまりなかった。

・イギリスに行ったことがあったので、ヨーロッパの他の国に行ってみたいと思った。

旅行前の不安と結果

・オーストリアの公用語はドイツ語だけど大丈夫か?

→英語が通じた。道、電車はモバイルwifiを持って行ってスマホで検索した。

・ドバイでトランジットだが大丈夫か?

→待ち時間が長く、くたびれたが大丈夫だった。無事ついた。

・スリにあったり、パスポートを無くしたらどうしよう

→スリには合わなかった。パスポートは服の下に小さなショルダーバックで携帯していた。

美術館で背中の高い位置にバッグを背負っていたら

監視員に「スリに注意して」と忠告された。

・初めての海外一人旅だったので、トラブルが起こったらどうしようと思っていた

→空港で万一のため海外旅行保険に入った。

帰りのウィーンからの飛行機の乗り場が一時封鎖された。

だいぶ焦ったが結果、大丈夫だった。

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