<概要>
2021年の日本人の出生数は81万1千人だった。
前年に比べ2万9千人少なく、戦後最少だ。
死亡者数から出生数を引いた自然減少数は62万8千人。
おおよそ島根県の人口(67万人)分が減っている規模になる。
女性一生涯に生む子ども数の推定値(合計特殊出生率)が1.30人となっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD0309Z0T00C22A6000000/?unlock=1
<問題点>
出生数減少は何が問題なのか
→日本人の年齢層のバランスが崩れることが問題。
働いて稼ぐ年齢の人数よりも働けない年齢の人数が多くなり
年金等の制度は変更を余儀なくされる。
人間の脳をパソコンのOSだと考えると、古いOSが増え
アップデートされない数が増える。
社会の変化に適応できない日本人が増えている。
また、年功序列により古いOSの人が企業の舵取りをするので
変化の激しい時代だと、時代に取り残されやすくなる。
時代に取り残されると外貨が稼げず貧しくなっていく。
<出生数減少はなぜ起きるのか>
(1)出産適齢期の女性の減少
(2)出産適齢期の女性が一生涯で生む数の減少 (合計特殊出生率)
逆を考えてみる。日本人を絶滅させようとしたら
まず(2)を減らす。(2)を減らす為に20代~40代の女性を結婚できなくさせる。
その為には結婚相手である20代~40代の男性の賃金を下げ、
結婚相手としての魅力を下げる。
女性の就職率を上げて、男性と同じように働かせストレスを増やす。
(2)が減れば18年後の(1)も減るの人口減少スパイラルに入る。
参考文献:自分のアタマで考えよう 著者:ちきりん 出版:ダイヤモンド社