真中に置かないティーカップソーサを初めて見て驚いた。
ティーカップを置く「くぼみ」がソーサの中心ではなく、
少しずらした位置にある(図.1)。
使ってみると、フォークとスプーンが置きやすい。
ティーカップとぶつかってカチャカチャならない。
店員さんとしては、持ってくるとき重心を気にしなければいけないから大変そう。
図.1 カップ位置を中心からずらした、ティーソーサ
<調べたこと>
・ソーサの本来の目的(18世紀)
×:カップだけでは粗相なので、上品に受け皿をつけてみた
×:こぼれた時の受け皿
〇:熱い紅茶を冷ますために、なんとわざわざソーサーに紅茶を注ぎ、冷ましてからズルズルとすすって飲むため→本気か?想像ができない。
・現在のソーサーの役割:砂糖やミルクを置いたり、かき混ぜるスプーンを置くために使われるようになっている。
このソーサは、現在の使い方から再設計されたものなのではないか。
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