コンセプトは「米袋は福井精米の名刺。世界一の美しいお米。」です(図.1)。
図.1 「新しい米袋デザイン」応募用紙
セールスマンは名刺と話術でお客様を虜にします。
米袋は店頭、Web上において、福井精米の名刺であり、話し巧みなセールスマンです。
中央のキャラクタは、「ハナエチゼン」と「あきさかり」を擬人化したものです。
「ハナエチゼン」と「あきさかり」は衣で覆われ隠れてます。
精米していく作業は、衣で隠れた美人(福井米)磨く作業ではないでしょうか。
ニコリと微笑しているこの娘たちは少しお転婆です。手がかります。
そんな想いでこのキャラクタを描きました。
「ハナエチゼン」は粒が美しく、はごたえがある。ことから水色をイメージカラーとし、
「あきさかり」は倒伏しにくく、秋に収穫される。ことから橙色をイメージラーとしました。
また、「ハナエチゼン」と「あきさかり」は反転した福井県の上に立っています。
つまり福井県の大地の中に深く根差していることを表しています。
世界一という想いから外国人の方でもわかるように
ローマ字でも「Hanaechizen」「Akisakari」を表記しています。
美味しい福井県米「ハナエチゼン」と「あきさかり」が多くの人の手に届きますように。
配送用の包装袋も米袋の一部と考え、余計なお世話かもしれませんが、
下図のような包装袋(図.A1,A2,B1,B2)を提案します。
統一された包装袋で届けば受け取った瞬間の喜びが増すのではないかと考えます。
表面のデザインはシンプルに産地と名前のみとし、
裏面に「ハナエチゼン」「あきさかり」の名前の由来を記載します。
送付先の宛名の枠をあらかじめ作っておき、決まった場所に宛名がくるようにします。