<言葉で使えるもの>
オーストリアの公用語はドイツ語だが、
観光地であるウィーンでは英語が通じる。
4日間で必須だと感じた言葉が3つある。
1. ハロー(Hello):こんにちは(お店に入って店員さんに会ったとき、ホテルの人と会うとき)
→意訳すると「敵ではありませんよ。変な人ではありませんよ」のような意味。
2. ダンケ(Danke):ありがとう(全てのシチュエーションで感謝を伝えたいときに)
→短くて便利。すぐ使える。サンキュー(Thank you)も使える。
3. ツァーレン・ビッテ(Zahlen bitte):お会計お願いします。(レストラン、カフェにて)
→これが言えないとお店から立ち去れない。お会計ができない。
<食事・カフェの利用の仕方>
ウィーンの市街地(図.1)に行くとテラス席が沢山ある。
食事と取ったり、カフェを楽しんだりしている。
図.1 ウィーンの市街地の様子
お店の使い方が分からず戸惑ったので、その方法を書いてみる。
- 入りたいお店を決める
- 空いている席に座る
- メニューでも見ながら(あれば)待つ
- ウェータが来る→注文する
2の空いている席に座るというのがなかなか出来ず苦労した。
お店に入って待っていても特にエスコートはされない。
まず、空いている席に座るのが重要。
コーヒーと言うと「どのコーヒーにしますか?」と言われる。
お店の人が「メランジュ?」と聞くので、「メランジュ」で注文してみました。(図.2)
メランジュは、エスプレッソと泡立てたミルクを1対1の割合で混ぜたものらしいです。
美味しい。
あと水がついてきます。ヨーロッパでは水は別注文が多いのですが、勝手についてきました。
ちなみにホテルの蛇口の水も問題なく飲めます。
図.2 コーヒー(メランジュ)とチョコレートケーキ
お店の出方。
食事が終わったら、席で会計をする。
ウェイターに「ツァーレン・ビッテ(Zahlen bitte):お会計お願いします。」
と言うと会計してもらえる。
会計場所に行ってお会計をするという頭があるのでこれも慣れなくて苦労した。
<お金_ユーロについて>
1ユーロが約130円。缶ジュース一本分の値段。
街中で使うのは5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ、あとは小銭の1ユーロ硬貨(図.3 ,4)
をよく使った。
50ユーロは公共交通機関、ホテル、美術館、高級店でないと使いづらい。
ちょっとした普通のお土産屋さんとかだと高額紙幣は嫌がれれる。
図.3 ユーロ札
図.4 ユーロの硬貨 左から2番目以降はセントとなる。100セント=1ユーロ
<移動手段>
交通手段としては以下の3つを使った。
・地下鉄
→U1、U2、U3、U4、U6の路線がある。
・トラム(図.5)
→路面電車
・CAT
→ウィーンのmitte駅まで空港から直通の鉄道。トランクが電車の中におけるので便利。
図.5 トラム(路面電車)
<使用した切符>
・ウィーンカード(図.6)
→適用範囲:地下鉄、トラム、バス乗り放題のフリーパス+美術館等での割引
種類:24時間、48時間、72時間の利用
購入場所:ウィーン市内のインフォメーション、地下鉄のインフォメーション
図.6 ウィーンカード(72時間利用)
・1回乗車券
→終点は関係なく、1回分の乗車券
・フリーパス(図.7)
→適用範囲:地下鉄、トラム、バス乗り放題のフリーパス
種類:24時間、48時間、72時間の利用
購入場所:地下鉄の券売機
図.7 フリーパス(24時間利用)
<地下鉄の利用方法>
切符を購入して、一番最初だけ改札口の箱に差し込んで開始時刻を印字させる。
あとは利用可能時刻が過ぎるまで何度でも出入り可能。
改札に切符を通す機械がないのと、駅員さんもいないので、最初はかなり戸惑う。(図.8)
余りに何もなさすぎて、「ここ入っていいんだよね?」となった。
図.8 駅の改札(ウィーンの地下鉄) 右上が改札口。駅員は誰もいない。改札機械もない。
地下鉄、トラムの乗り方、降り方
基本、乗りたいとき、降りたいときに自分であける。
日本のように自動で空かない。なので、乗り降りする人がいなければドアは空かない。
ドアの種類は2種類
・ボタン式(図.9)
→ワンタッチで開く
・手動のとって式(図.10)
→ガシャコンという感じで開く。倉庫のドアみたいな感じ。
図.9 地下鉄のドア_ボタン式
図.10 地下鉄のドア_手動のとって式
<コンセント>
オーストリアのコンセントはプラグタイプがC,Fタイプなので
変換コネクタが必要です(日本の無印で購入)。
コンセントにさすときはプラグの両側をつまんで
電極の間隔を狭めていれます。これが最初わからず入らないと焦りました。(図.11)
オーストリアは220Vなので、日本の100Vの倍あります。
普通なら変圧器が必要なのですが、ノートPC、iPhoneは220Vでも問題ないです。
実際利用してみても問題なかったです。
日本のドライヤーとかを利用する人は注意が必要です。
図11 オーストリアのコンセントとプラグ