タイトル:シンドラーのリスト(1993)
〈この映画が伝えている内容(50文字以内)〉
書類は人を殺しもするし、生かしもする。
書類を作った人はその人格や考えは関係なく、
結果で評価される。
<感想>
シンドラーというのは善人だと勝手に思っていたが
決して善人ではなかった。
あくまで自分のビジネスのために
ユダヤ人を使う人だった。
そこに人道的な正義はなかった。
自分のビジネス為に安く良い仕事をしてくれる
労働力としてユダヤ人が必要だった。
だから助けた。
シンドラーは従業員を維持するためにリストを作る。
これがユダヤ人を抹殺してく世界では命綱になってくる。
シンドラーは次第に自分の財産を使って軍人に賄賂を贈り
ユダヤ人の命を買っていくことになる。
シンドラーのリストに載らなった人はことごとく
居なくなっていった。
聖人君子ではない彼は最後に愕然とする。
この指輪を賄賂で送ればあともう一人救えたのではないかと。
これだけしか救えなかったと。