身近な半導体ということで、
ミラーレス一眼の画像センサーとなっている半導体を図.1に示します。
レンズを取ると見ることができる。

<画像センサーって何?>
人間の眼で言えば網膜にあたる部分。
レンズによってできた光を電気に変換する素子。
半導体の材料であるSi(シリコン)には、
光から電気に変換する特性がある。
電気信号(電荷量)を集めて画像にしている。
光を電気に変える素子が多いほど、画素数が多くなり
より高精細な画像となる。
<その他の身近な画像センサー例 >
コンピュータの光学マウス。
昔のマウスは中に球体が入っていたが、
今はCMOSセンサーとICチップが入っていて、
一秒間に2300コマ/秒で二次元画像を読込み
マウスの移動距離、速度を計算して動いている。
<CMOSセンサーって何?>
Complementary Metal Oxide Semiconductor
MOSはpタイプとnタイプがあった。
この二つのいいとこどりをした相補的なCタイプだから「C」MOS
MOSとは何か
Metal:金属、Oxicido:酸化膜、Semiconductor:半導体
できたトランジスターのこと。
トランジスタは
抵抗を変化させて電気が流れたり、
流れなかったりをコントロールするものです。
画像センサーでは、光に反応して電気を流すこと。
<参考文献>
・CCD/CMOS カメラの原理と実践 著:安藤 幸司 出版:オーム社
・しくみ図鑑 半導体が一番わかる 著:内富直隆 出版:技術評論社