仕事で製造している半導体とは何か?を
3つの切り口で書いてみようと思う。
<1.半導体の言葉の意味>
半導体は英語で「Semi(準) Conductar(導体)」と言う。
ベットのダブルとセミダブルの関係に近い。
セミ(準)ダブルはダブルほど広くない。
半導体は導体である鉄、銅ほど電気は通さない。
電気がそこそこ流れる~ほとんど流れないまで幅がある材料。
具体的にはシリコン(ケイ素)という材料が使われいる。
<2.なぜ半導体が必要なのか?>
半導体が使われている家電製品を挙げてみる。
・スマホ
・パソコン
・電子レンジ
・洗濯機
・デジカメ
・ゲーム機
これらの家電がなかったら現代人は生活ができなくなる。
具体的にはIC(集積回路 integrated circuit)という形で入っている。
これは四角いチップの形でスマホやPCの中に入っている。
<3.半導体はどんな仕事をしているのか>
半導体の仕事は二つ。
①ちょっとの電流を大きな電流に増幅する。
お笑いで例えてみる。
30点のボケ(ちょっとの電流)を100点のボケ(大きな電流)
にするツッコミのような仕事。
具体的にはオーディオの音量調整など。
②電流を流す、流さないをコントロールする。
これもお笑いで例えてみる。
ボケ(電流)が来たらツッコむ(電流を流す):ON
真面目だったら(電流が流れてない)ツッコまない(電流を流さない):OFF
ボケかどうかで、ツッコみのコントロールをする仕事をしている。
具体的にはスマホやPCなどの計算処理に使われいる。
この二つの仕事をするものをトランジスターと呼んでいる。
transmit(伝達)+resisiter(抵抗器)
⇒変化する抵抗を通じて信号を伝える抵抗器
お笑いで例えるなら、
相方のボケ具合で笑いをコントロールするツッコミの仕事
<参考文献>
・マンガでわかる半導体 著:渋谷道雄 作画:高山ヤマ 出版:オーム社
・しくみ図鑑 半導体が一番わかる 著:内富直隆 出版:技術評論社