<読んだ本>
日本教の社会学
著者 山本七平、小室直樹 出版社 ビジネス社
<筆者の言いたいこと>
西洋は、決断者を明確にすることに民主主義の出発点があるが、
日本ではまったくその逆である。決断者が誰だかわからなくして、決断の内容を分散すると、民主主義だとしている。
空気によって戦艦大和は出ていったが、これを運営しているの艦長以下の組織的なものである。大和を動かすのは空気だけど、それを運営していくものは組織である。この二つをどのように並行させて運営させていくかが、日本のリーダーの一つの資格になる。
<今後に生かす>
日本人はそれが実在しているかどうか関係なく
機能しているものは認める、が印象に残った。
事実から離れた誇張ニュースが出てくるのは事実以外の「何か」で
機能しているからでは。そういう目線でみてみようと思う。