(読書)MADE IN JAPAN わが体験的国際戦略_30

<読んだ本>

MADE IN JAPAN わが体験的国際戦略

著者  盛田昭夫 著・訳 下村満子 出版社 PHP

<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
何か問題が生じたとき、部下を叱ったり、責任を転嫁するのは無益なことだ。
何かを成しとげようとするなら、それが双方の利益になるという
共通の動機をうまく利用することが大切だ。
四半期収支決算だけで経営判断はできない。
将来への投資をせず会社に損害を与えているかもしれないからだ。
経営の手腕は、大勢の人間を組織し、そこから
いかに個々人の最高能力を引き出し、調和のとれた一つの力に
集結し得るかで測られるべきだ。
<今後に生かす(100文字以内)>
何か問題が生じたとき、責任転嫁をするのではなく、
双方の利益になる共通の動機を見つけて解決するのはその通りと感じた。
「双方利益になる共通の動機」を見つけられる目を養いたい。
<その他 感想>
下記の説明が私の中でしっくりきたので、
自分自身はそうならないように気をつけたい。
「日本の企業では、個性的な社員を好まないために、
協調とコンセンサスという言葉でごまかす場合がある。
私はよくこんな憎まれ口をきくことがある。
コンセンサスばかり強調する役員や管理職は、社員の才能を引き出し、
彼らのアイデアを統合する能力が自分にはないと公言しているも等しいのだ、と。」

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