【読書#109】パンデミック

タイトル:パンデミック

著者:ユヴァル・ノア・ハラリ

訳:柴田裕之

<筆者の言いたいこと(200文字以内)>

ウィルスは変異する為、世界中の人間が同時に対策を打つ必要がある。
国の枠を超えてワクチンの供給、情報の共有が要になる。


人の移動を制限してもコロナは解消できない。
今より移動が発達していない中世でも
感染拡大した歴史があることから難しいと判断できる。


感染拡大防止を口実に国家による
国民の監視体制が強化されつつある。
一時的な措置は解除されず継続される可能性が高い。
また、監視技術向上により人の感情まで監視される

<今後に活かすこと(100文字以内)>

コロナは変異により感染拡大する。
その為、人類 VS ウイルスという構造で考えないと
対応できないものだと理解した。
ウィルスを封じ込める為に国家が実施する
監視政策に注意を払う。意見を持とうと感じた。

<その他>

・病原体に対して人間が持っている最善の防衛手段が、

 隔離ではなく情報であるためだ。

 人類が感染症との闘いに勝ち続けてきたのは、

 病原体と医師との間の軍拡競争で、病原体が

 やみくもな変異に頼っているのに対して、

 医師は情報の科学的分析を拠り所としているからに

 他ならない。

・人間が死ぬのは神がそう言ったからではなく、

 何らかの技術的な不具合のせいなのだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする