「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義
著者 水野学 出版社 誠文堂新光社 (2016年)
調査した結果、ブランド化が米袋の役割だとわかり、
「Shou さんが読んだ書籍」から上記の本を選択し、インプットを行った。
・商品が飽和しているため、消費者は機能・スペックで商品を選べない。だからブランド力。
・ブランドとは”らしさ”である
・”らしさ”とは、その企業や商品が本来持っている思いや志を含めた特有の魅力のようなもの
・ブランドを作るとは、「見え方のコントロール」。あらゆるアウトプットから作られる。
・デザインの要諦
1.「伝えるべきことは何か」、またその優先順位を決めること
2.「機能デザイン」を考える。伝えるべきことが、最も伝わるデザインを考えること。
3.「装飾デザイン」を考える。魅力的に見える装飾の部分を考えること。
・センスとは、「蓄積した知識をもとに最適化する能力」
・センスの磨き方
1.王道、定番を知る
2.流行を見つける
3.共通点を見つける
・市場のドーナッツ化:消費者が本当に欲しいと思っている「どまんなかの部分」に、商品がない状態のこと。
・どうやって問題をみつければ良いか?→「受けて側」で考えること。
・コンセプトとは「ものをつくるための地図」シンプルに!
・共通点を探る=「自分なりの知識に精製する」=通底する共通点・ルールを見つけ出し、自分なりの根拠を考える。
・ブランディングは手段。目的は、売上、知名度向上、などの利益。
・企業の活動は「目的」と「大義」からはじまる
・ブランディングで大切なのは「似合う服を着せること」
・企画書もそこは同じ。読む相手、伝えたい相手のことを考えながら書く
・正しいと思うからといって、乱暴に言葉をぶつけていいわけじゃない。
・「世の中をあっと驚かせてはいけない」
・「ブランドは細部に宿る」
・「デザインを扱う人たちには、ある覚悟が求められている」
それは「正しさを貫く覚悟」
・この企画に当てはめる
1.「ショッピングバックが変わったからといって、お店に行くようになるだろうか、と」
→「米袋が変わったからといって、売上が伸びるだろうか、と」
2.「社用の封筒や配送用の段ボールまでも新デザインしました」
→現状の包装袋(図.1)から「配送用の包装袋までも新デザインする」
3.企業のコミュニケーションづくりをお手伝いするとき、ぼくはかならず「擬人化」します。
→この企画に当てはめる:お米を「擬人化」すれば良いのではないか。