(読書)サピエンス全史_下_28

<読んだ本>

サピエンス全史 下

文明の構造と人類の幸福

著者 エヴァル・ノア・ハラリ 訳 柴田裕之  出版社 河出書房新社

<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
近代革命はこれまで、知識の革命ではなかった。
なによりも、無知の革命だった。
科学革命の発端は、人類は自らにとって最も重要な疑問の数々の答えを知らないという、
重大な発見だった。
科学研究は、それが何らかの政治的、経済的、あるいは宗教的目標を
達成するのに役立つと誰かが考えているからこそ、
資金を提供してもらえる。
信用という考え方は、私たちの将来の資力が現在の資力とは比べ物にならないほど
豊かになるという想定の上に成り立っている。
<今後に生かす(100文字以内)>
非生産的なピラミッドを作ったファラオも、宝を島に隠したカリブの海賊も
富を再投資してないから資本主義者ではなかった。
当たり前の考え方は、歴史的には当たり前ではないことを意識しようと思う。

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