ニュース記事概要
コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンは17日、同日から予定していた生ビールのテスト販売開始を中止したことを明らかにした。キリンビールと組み首都圏の数店舗でSサイズ100円で提供を始める予定だったが、「注目が集まり過ぎて販売体制が整えられない」と中止を決めた。
https://mainichi.jp/articles/20180717/k00/00e/020/261000c
コンビニエンスストアの1日当たり販売額:約50万円
日本の生ビールの定義:熱処理していないビール
しかし現在では、製造工程の衛生管理レベルや、ろ過技術の向上によってほとんど行われなくなり、缶ビールも生ビールとして表示されている。
違いはビールサーバーのノズルによって作られるクリーミーな泡が異なる。
(1)相反する2つ以上の意見
セブン&アイ・ホールディングス(HD)広報
「想定以上の需要が予想され、供給が追いつかないと判断した」
大戸屋HD担当者
「生ビールとつまみを買っても500円。価格競争力が強く確実に客が奪われる」
「未成年者飲酒禁止法」より未成年に酒類を販売してしまったら、
「違反シタル者ハ五十万円以下ノ罰金ニ処ス」とある。最大で50万円の罰則となると、それはコンビニにおいては、数日のタダ働きと同じになる。
警視庁のマニュアルによると「まず、お客様が車で来たかどうかを確認しましょう」からはじまり、「飲酒したお客様が『運転代行の利用』や『家族等の迎え』がなく運転して帰ろうとしていないかを確認しましょう」とあり、これを多忙なコンビニエンスストアが完全に遂行できるかは不透明だ。
道路交通法によれば、第65条に「車両等を運転することとなるおそれがある者に対し、酒類を提供し、又は飲酒をすすめてはならない」とある。この“おそれ”がやっかいだ。缶ビールとは違い、すぐさま飲むことを目的としている生ビールに対して、これをコンビニチェーンが規定化できるだろうか。
JR東日本グループでコンビニ「NewDays(ニューデイズ)」やキオスクを展開するJR東日本リテールネットは、3月から10月頃までの期間限定で生ビールを一部の店舗で販売している。
販売するのは、アサヒスーパードライ樽生ビールで容量は545mlカップのみ。2018年の販売価格は税込398円で、16時~24時は、298円で販売するタイムセールを実施し、夜の売上アップに貢献している。
参考URL
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1807/17/news050.html
https://toyokeizai.net/articles/-/229814?page=2
https://www.ryutsuu.biz/commodity/k071746.html
https://www.thaich.net/news/20171010br.htm
(2)仮説
チェーンの居酒屋よりもコンビニの惣菜が美味しくなっている。
ちょっと飲む場合、3,000円以上払ってチェーン居酒屋で飲食するより、
コンビニの方が手軽に楽しめる。
大手のセブン・イレブンが生ビールを販売するとなり
居酒屋より手軽に「生ビール」を楽しめると感じた人が多数いたため反響が大きくなった。
生ビールは買ったあと飲む場所がないことが問題と感じる。
コンビニの前で宴会するわけにもいかないし、
コーヒーのようにクルマの中で飲むこともできない(ドライバーの場合)
(3)中立な立場で提案する
居酒屋とコンビニで提携して「生ビール」を販売する。
居酒屋は場所を提供し、コンビニは格安生ビールとおつまみを提供する。
居酒屋の中にコンビニで使用予定の生ビールサーバーを設置する。
ファミレスのドリンクバーのイメージで、ビールをつぐのはセルフとする。
生ビールの供給とビールサーバーのメンテナンスはコンビニ側が受け持つ。