【読書#53】思考の整理学

<読んだ本>
思考の整理学
著 外山滋比古 出版社 ちくま文庫
<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
変わらないものを見つけて行く。
逆から言えば、変わりやすいものを忘れて行く。
忘れ上手になって、どんどん忘れる。
自然忘却の何倍ものテンポで忘れることができれば、
歴史が三十年、五十年かかる古典化という整理を
五年か十年でできるようになる。
それが、個人の頭の中に古典を作り上げる方法である。
そうして古典になった興味、着想ならば、簡単に消えたりするはずがない。
思考の整理とは、いかにうまく忘れるか、である。
<今後に生かす(100文字以内)>
「人間には、グライダー能力と飛行機能力とがある。
受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが後者である。」
というのが面白いと感じた。
グライダー兼飛行機のような人間となるようにしたい。

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