タイトル:世界観をつくる
「感性×知性」の仕事術
著者:水野学 山口周
出版社:朝日新聞出版
<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
「問題」とは「ありたい姿と現在の姿のギャップ」のこと。
現在は、ありたい姿が想像できないから、問題が発生しなくなっている。
ありたい姿を想像する為には
意味を積み上げて世界観を作る必要がある。
世界観というのは、そのサービス、製品を使うことで
物語を作れるか、映画になるかということ。
例えば、スタバのカップを持って都会の街並みを
颯爽と歩いていくビジネスマンとか。
絵になりストーリーを作れるかがカギを握る。
<今後に活かす(100文字以内)>
どこにいるかよりも「頭を動かしている時間」の多さの方が大切。
「長時間職場にいればいいものが生まれるはず」という誤解をやめる。
「買ってほしくない人」を決めるという発想をどこかで使いたい。
<その他、気になった言葉>
・センスは知識から始まる
・とにかくデザインやアウトプットをつくるより
前の段階、世界観から丁寧に構想していける人が必要です。
・着心地がものすごくよくてエレガントに見える
画期的なドレスやバッグは、「女性の新しい生き方」という「前」
があるからこそ誕生したんです。
・広告の究極の目的は、その人にとっての商品の意味合いが変わる
・デザインは意味で固めないかぎり無限に
つくれちゃうので、僕は意味を調べ抜く研究発表式に
たどり着いたのだと思います。