タイトル:ココ・シャネルの言葉
著者:山口路子
出版:大和書房
<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
シャネルは「嫌い」という強い感情の動きを原動力に仕事をした。
動きにくい服が嫌いだからジャージー素材の服を作り、
男のための装飾過多な服が嫌いだからシンプルな服を作り、
宝石で自分の価値があがると思っている女たちが嫌いだから
イミテーションジュエリーを作り、
けばけばしさが嫌いだから黒い服を作った。
欠点は魅力のひとつになるのに、
みんな隠すことばかり考える。
欠点をうまく使いこなせばいい。
<今後に活かす(100文字以内)>
「過剰」が「下品」であるという感覚で製品を作る。
「シンプルで、着心地がよく、無駄がない」を基準に服を選んでみる。
「本当の贅沢は裏にある、贅沢とは表に表れないものなのだ」
→パンツをアルマーニにする
<その他(刺さった言葉)>
・お金があれば、自分が愛している人々を、
何か言うべきものを持っている人々を助けることができる。
・よくできた服は誰にでも似合う服である
・コピーされることは賞賛と愛を受け取ることだ。
・「傲慢」でいることは、ごまかしを捨てること。
ときに謙虚でいるよりもずっと、自分に厳しくあることを
強いられる
・退屈していたの。それに気づくのに十五年かかった。
無よりも失敗を選ぶわ。
・人が何を残せるのかといえば、
人生のなかで何を考え、何を愛してきたかということだけ。
・彼女は十九世紀的なものを葬り去ったことから
「皆殺しの天使」と呼ばれました。
・「経済力がないから離婚できない」と、
くよくよする暇とエネルギーがあるなら、
それを使ってさっさと人生を変えなさい
・男が本当に女に贈り物をしたいと思ったら
結婚するものだ
・宝石好きの女たちは、首のまわりに
小切手をつけているようなものだ。
・「シンプル」と「貧しさ」を取り違えることほど
馬鹿なことはない。