(読書)日本人とユダヤ人_5

<読んだ本>

日本人とユダヤ人

著者 イザヤ・ベンダサン 出版 角川ソフィア文庫(2008)

<筆者の言いたいこと>
日本人はユダヤ人から見ると摩訶不思議であり、考え方、基準が異なる。
宗教上のタブーから迫害を受けきたユダヤ人から見ると、
「日本人は、安全と水は無料で手に入ると思い込んでいる」とうつる。
また日本人の「忍耐」は台風のような一過でしか考えていない。
ユダヤ人たちが受けてきた千年でも二千年でもじりじりと続くような事態は想定していない。
<今後に生かす>
「防衛費などは一種の損害保険で「掛け捨て」になったときが一番ありがたいのだ」
「いかに効率的に、低コストで安全を計るなどという考えは、その考え方自体が論外になってくる」
ということが書いてあり、なるほどなと思った。
保険というか、リスク分散していたことが起きなかったとき
無駄だったと考えるのではなくて、良かったと思うのは考え方として賢いなと感じ、真似したい。

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