ニュース記事概要
マクドナルドの朝マックで、エッグマフィンとコーヒーなどのセット(コンビ)が300円から250円に値下げされた。マクドナルドのマーケティング担当者が、まだ日本はデフレであると認識している。日本で所得が増えている状態では、マックが値上げしてもそのまま客は気にしないで購入するが、所得が厳しい場合は、価格に敏感で安い方に流れる。
今回のマックの値下げは、50円幅と大きく、日本のデフレ解消が簡単ではないことを示している。
http://www.mag2.com/p/money/426191
<調べたこと>
・日本のインフレ率(※IMF推計):2016年 −0.11%
2017年 +0.37%
・デフレマインド:長期にわたるデフレを経て世間に浸透・定着した考え方、心理状態、消費傾向を指す言葉
・デフレ(デフレーション):物やサービスの値段が下がっていくこと
・2017年 世界のビックマック価格比較
(1)相反する2つ以上の意見
<日銀>
日本の庶民は、お金をたっぷり持っているのに、お金を使いたくない。まだまだ値下がりするという「デフレマインド」によって、持っているお金を十分に使っていない。それによって、デフレが継続している。
<庶民>
お金を持ってるのに、使わないという状態ではなく、貧困化や低所得化が先進国での限界まで進み、消費が増えるわけがないという状態だからデフレになっている。
(2)仮説
1.日本人のお金を使う層にお金が循環しなくなっている
↓
2.日本人のお金を使う層が物を買えない
↓
3.物が売れないから、価格を下げる
↓
4.物の単価が下がるから儲けが減り、会社は従業員の賃金を減らす、あるいは人員削減する。
↓
2へ
http://www.k-zai.net/ebasic/070_deflation.html
(3)中立な立場で提案する
・ベーシックインカムを導入して、日本人のお金を使う層にお金を供給する
・中国人の「爆買い」を再度 促進させて、物価を上げる
・観光立国として、裕福層の外国人観光客が来るような環境を整える
http://restartlog.com/hongkong-prices.html
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/011000037/013100005/?P=2