ニュース記事概要
日本自動車工業会(自工会)が9日発表した平成29年度の乗用車市場動向調査によると、車を保有していない10~20代の社会人などのうち購入したくない層が5割を超えた。一方でレンタカーやカーシェアリングには関心を示し、車の維持管理費などに負担感を感じ「所有」にこだわらない若者が増えている傾向が浮き彫りになった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000509-san-bus_all
<調べた事>
新成人(1994年4月2日〜1995年4月1日生まれ)1,000名のアンケート調査(ソニー損保調べ)
・新成人の運転免許保有率57%
・新成人のマイカー所有率(「自分の車を持っている」の割合)は13%
都市部のマイカー所有率は4.7%、地方では15.1%
年間維持費(駐車場代、ガソリン代、車検代、自動車税、保険料など)の試算
普通車(コンパクトカー)で約20万円(月額約1万6千円)
軽自動車で約17万円(月額1万4千円)
参考URL
https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2015/01/20150106_01.html
https://www.uruzamasu.com/column/0057/
http://wonderdriving.com/archives/2014/05/corolla-1991.html
(1)相反する2つ以上の意見
・会社の若い連中だけじゃなくて年寄り連中も車を買わなくなった。
・昔は車に対しての意気込みが全然違った。軽自動に乗ろうものなら彼女からも嫌われ、学校の連中からも馬鹿にされるような時代だった。
・昔と違い娯楽も増えたし、車よりネットではないか。
・若者の車に対する考えというか位置づけが変わった。昔は凄い物で、今はただの移動手段の1つ。
参考URL
http://tairitu.hatenablog.com/entry/2016/10/09/121850
(2)仮説
かつての若者は、なぜ車を必要としていたのか?
→移動しないと(車がないと)、恋人や仲間や友人とリアルタイムなコミュニケーションを取れなかったから
クルマは、以下の二つの問題を同時に解決する手段だったのではないか。
問題1.「パーソナルで自由にどこでも行ける移動手段」
問題2.「1対1、もしくはグループで周囲を気にせず話せるパーソナルな空間の提供」
今はスマホとLINEのアプリがあれば問題2.は解決できてしまう。
だから若者の車離れが起きているのではないか。
参考URL
http://yamamoto-f.hatenablog.com/entry/2017/02/15/210646
(3)中立な立場で提案する
デートにおいて「パーソナルで自由にどこでも行ける移動手段」として
クルマを若者へアピールする。
具体案
・カーシェアリング利用者優先駐車場を観光地に作る。
その駐車場代は無料とし、駐車したカーシェアリング利用者に対して特典サービスを行う。
・カーシェアリング会社は、利用者に観光地PRと利用者特典サービス内容を伝える。
・利用者がSNSで「観光地」と「カーシェアリングした車」について投稿した場合、
次回カーシェアリング利用料を優遇する。
狙い:観光地とカーシェアリング会社の双方にメリットがあること。若者の利用者を拡大するために、SNSによる情報拡散を利用者に推進させる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000276.000008705.html