(読書)自動車会社が消える日_4

<読んだ本>
自動車会社が消える日
著 井上久男 出版 文春新書(2017年)

<筆者の言いたいこと>

自動車会社という形がなくなる。
ガソリン車から電気自動車になることで、製造物や法律が変わる。ヨーロッパは自身に優位な国際ルールを作ろうとしている。完全自動運転は、移動手段を使って「何をするか」というコトにシフトする。開発費が莫大となり、従来開発設計では、市場スピードに耐えられず、品質も保てなくなる。

<今後に生かす>

マツダでは「バーチャル・エンジニアリング」というシミュレーションを用いて、数年かかる工程を数か月で検証をしてしまう。例えばエンジンの燃焼について今までは実際に物を作ってテストをしていたが、シミュレーション上で潰しこんだ後、試作品作成となる。日本企業得意の「すり合わせ」が時代遅れになる可能性があることを知り、エンジニアリングの変化へ適用していきたい。

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