(読書)不死身の特攻兵_24

<読んだ本>

不死身の特攻兵

軍神はなぜ上官に反抗したか

著者  鴻上尚史 出版社 講談社現代新書

<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
1944年11月の第一回の特攻作戦から、9回の出撃。
軍参謀に「必ず死んでこい!」と言われながら、
命令に背き、生還を果たした特攻兵がいた。
「命令した側」と「命令された側」をごちゃ混ぜにしてしまうのは、
思考の放棄でしかない。
どんな集団にも、リーダーと部下がいて責任を取るのは、
「その指示を出したリーダー」です。その指示に従った部下まで責任を
取るなら、「責任」というものは実質的には無意味になります。
<今後に生かす(100文字以内)>
成功しない作戦をする理由として、
軍トップが「日本民族が亡びるときに、身をもってこれを防いだ若者たちがいた」
事実が、日本を再興させると述べている。
自分より若い人を未来の犠牲にしてはいけないと感じた。

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