<読んだ本>
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む
転職の思考法
著 北野唯我 出版社 ダイヤモンド社
<筆者の言いたいこと(200字以内)>
すべての働く人が「いつでも転職できる」という交渉のカードを持てば、
結果、今の職場も良くなる。
会社が潰れても生きていける大人と、
生きていけない大人の2種類がいるとしたら、
「それは上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか」の違いだ。
伸びる市場に身を置け。
会社を選ぶ際に重要なのは
1.業界の生産性:その業界にいる人間が平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているか。
2.働きやすさ
3.活躍の可能性
<今後に生かす(100文字以内)>
「選択肢がないと、「人は小さな嘘」をつく」というのがなるほどと感じた。 エスカレータの向きを例に、縮小産業と伸びている産業の差が大きいことを理解した。伸びている産業を選びたい。
<その他 印象に残った言葉>
・多くの人が、転職に恐怖を感じるのは、何かを手にするからではない。人生で初めて何かを手放すことになるからだ。しかも自分の意思で
・反対に絶対にダメな選択肢は、生産性が低くて、かつ、成長が見込めない産業で働くことだ。永久に豊かにならないからな
・転職しようと思えばできる人がたくさんいる組織と、転職したくてもできない人間、それどころか今の会社にしがみついて足を引っ張るような人間だらけの会社。どちらの会社が強いと思う?
・転職が悪だというのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した姑息な言い訳にすぎない。
・これだけ変化の激しい世の名で、10年前と変わらないものを、同じ場所で売っているというのは、それだけ変化がないということ。マーケットが成熟している可能性が高い。
・そもそもの話だが、誰もがすでによいと気づいているものには、実は価値がない。反対に、誰かに指摘されて初めて価値がわかるもの、そこにこそ価値がある。
・ただそういう人のキャリアを注意深く分析すると、結局、才能とタイミングにたまたま愛された人間であることがほとんどだ。つまり、再現性がない。
・本当のダイヤモンドは、周りは馬鹿にするが、理屈から考えると正しいことにこそ眠っているわけだ。
・「中途を重宝できるカルチャーがあるか」「自分の職種が会社の強みと一致しているかどうか」
・99%の問題は、手段の目的化によって起きる。
・消去法で会社に残っている人間に、いい仕事はできない
・会社から自分なんていなくなっても何も変わらないし、きっと大丈夫だ。悲しいけれど、僕はそこまでのスタープレイヤーではない。
・being型の人間が、好きなことを見つける方法
1:他の人から上手だと言われるが「自分ではピンとこないもの」から探す方法
2:普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」から探す方法
・場所を変えれば活躍できる可能性は大いにある。ではなぜそれができないのか?それを阻害するのは、ほとんどが見栄か恐怖だ。
・「100%失敗を招く、唯一の条件」というものがある。それは腹を括るべきタイミングで、覚悟をきめきれなかったときだ。