<読んだ本>
続 羊の歌
著者 加藤周一 出版社 岩波文庫
<筆者の言いたいこと>
よい問題を択ばなければ、良い仕事はできない。どうしても解答の得られないときには、問題そのものを検討しなければならない。
条件つきでない答えをもとめることは無駄であり、意味のある答えは条件つきでしかあり得ないと考えること。
(太平洋戦争にて)多くの青年が毎日死に、そのなかには、私の二人の親友も含まれていた。そういうことのすべては、私の生涯を左右した。しかもそういうことのすべてが、天災でも、運命でもなく、一連の政治的決定の結果にほかならなかった。
<今後に生かす(100文字以内)>
「意味のある答えは条件づきでしかあり得ない」というのが、その通りと感じた。
仕事で問題が解決できないとき、問題そのものを疑ったり、条件をちゃんとつけて考えているか気をつけようと思う。