ニュース記事概要
日本から出る二酸化炭素(CO2)などの温暖化ガスを長期で削減する対策作りが政府内で本格化している。2050年までに80%減らす目標に向けた新しい技術の開発が軸になるが、焦点は排出への規制案を盛り込むかどうかだ。
日本は国連に、温暖化ガスを30年度に13年度比26%減らす目標を提出している。
30年時点の電源は、再生可能エネルギーを現在の15%から22~24%に、原子力発電を2%から20~22%に上げる。50年への計画はその先のエネルギー像を考えることになる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37276490S8A101C1EA4000/
・日本のCO2排出量は世界の約5%
・日本のCO2の約70%は電力や製鉄など産業分野から出ている。
約20%は家庭部門から出ている。
https://www.min-iren.gr.jp/?p=5368
(1)相反する2つ以上の意見
経済産業省
自動車はすべて電気自動車や燃料電池車。電力は再生可能エネルギーと原子力、CO2の吸収装置をつけた火力発電でまかなう。担当者は「社会のインフラを全て入れ替えるほどの大転換が必要」とする。
高村ゆかり(東京大教授)
「省エネ技術への投資は欠かせないが、カーボンプライシングも有効」
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
海は温室効果ガスによってこもった熱の90%以上を吸収しているとされる。
一定の温室効果ガスが思っていた以上の熱を生み出していたわけで、二酸化炭素が地球に及ぼす影響は考えられていた以上に大きいということになる。
(2)仮説(450文字以内)
・経済発展とCO2排出削減が両立できないことが問題ではないか。