ニュース記事「 引きこもりの自立促す、戸別訪問で就労後押し 厚労省」_11

ニュース記事概要

厚生労働省は、引きこもりの状態にある人の社会復帰に向けた支援を強化する。

2018年度から担当者が戸別訪問し、自治体による就労体験などへの参加を促す取り組みを始めた。引きこもりの人の平均年齢が上がり、社会から遠ざかる期間も長くなる中、早い段階から継続的に支援して自立を後押しする

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29779660U8A420C1CR8000/


<調べたこと>

引きこもり:「事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を指す。(厚生労働省)

引きこもりの人数(15~39歳):全国で推計54万1千人(2015年内閣府調査)

引きこもりの平均年齢※1

・2005年 28.1歳

・2016年 32.7歳

平均引きこもり期間※1

・2005年 7.5年

・2016年 10.8年

※1 NPO法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京・豊島)の調査

http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/02/02.html

https://www.nikkei.com/article/DGXLZO07000830Y6A900C1CR8000/

(1)相反する2つ以上の意見

・引きこもれるのは、「裕福な家庭だから…」「甘えている」「親が甘やかしている」からだ。

・自分の部屋に一日中閉じこもって一歩も外へ出なくても、友達と対話できるし、社会へ向かって自分の意見を発表することもできます。

・最近はひきこもりが社会的な現象になり、マスコミの話題になることが多いため、親のほうが過剰に気にして騒いでしまうことがよくあります。

・ひきこもりを取り上げたNHKのトーク番組に、20代後半のひきこもり中の若者が出演して

「参加すれば何かが得られると思っていたのに、みんなきれいごとばかりで、少しも参考にならない。出てきて損した感じだ」

・彼らは必ずしも処方箋を求めていません。どうすればひきこもりから脱出できるかを、彼らは求めてはいないのです。

「発達障害や不安障害などの(引きこもりの)方々の追跡調査によると、大変重度な精神障害に移行してしまっている。これは単なる親の甘やかし、子の甘ったれ、時代観だけではないものが、時間の経過とともに強く惹起してしまっている。家族や当事者は、世間体を脇に置き、腹をくくって、他者に相談や支援を求めていくべきだ」

参考URL

https://shuroushien.com/%E5%BC%95%E3%81%8D%E3%81%93%E3%82%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E9%95%B7%E5%BC%95%E3%81%8F%E7%90%86%E7%94%B1

http://diamond.jp/articles/-/10116

(2)仮説

「ひきこもり」が「健全ではない」とする根拠は、

日本人の「恥」という文化からきているのではないか。

健康で若いのに、働かないで、学校に行かないで家にいる。

本人を心配する気持ちと、世間体を考慮する気持ちがある。

また、スマホ、インターネット、TVゲームなどの娯楽の普及によって

子どもの頃からの人間関係に対する耐性が低下しているのかもしれない。

これは子どものときの典型的な外での遊びが足りないからではないか。

そう感じた理由は、子どもの遊びである

「鬼ごっこ」、「影ふみ」、「ドロケイ」「ポコペン」は

ある種「いじめ」の原型なんじゃないかと思ったからだ。

じゃんけんなどの運で腫物扱いする人間を決めて、

その人間から隠れたりして仲間外れにするゲーム。

鬼になると疎外感を感じるし、そうでなければ安心・安全を感じる。

鬼側に転落するかもしれない、仲間が鬼になるかもしれない

というスリルが怖くもあり楽しくもある。

このゲームを卒業するということは「いじめ」はあらかたやりつくしたし、

また、やられつくしたということだったんじゃないか。

また、人間に対する耐性が身についたことになるのではないか。

(3)中立な立場で提案する

子どもの人間に対する耐性を強化するために、

遊べる公園を提供して、「鬼ごっこ」等で遊びながら対人耐性を鍛えてもらう。

既に引きこもっている家庭ではどうするか?

たとえば、1週間、家族で家の電気のブレーカを落とすのはどうだろう。

TVもつかないし、夜は暗いし、ネットは繋がらないし、洗濯物も手洗いしかできない。

スマホは繋がるだろうが、1週間はもたないだろう。

暇すぎて、引きこもれないのではないか。(漫画、本に逃げる手はあるが)

また、夜は寝るしかない。

巨大地震時の訓練と考えてみてはどうだろうか。

家族も暇なので、

しょうがないから何かしゃべるかとなるかもしれない。

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