タイトル:言い訳
関東芸人はなぜM-1で勝てないのか
著者:ナイツ 塙 宣之 聞き手 中村 計
出版:集英社新書
<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
練習しなくてもいいネタは、ネタそのものがおもしろいし、
そもそも自分たちに合っているんです。
逆に練習しなければならないネタは、
ネタがつまらないか、自分たちに向いていないんです。
それに気づいてからは、練習しなくても
成立しそうなネタを考えるようになっていきました。
好きなものを異様に熱く語るだけで、それはボケになる。
ツッコミは相手を貶めることではなく、
どんな方法でもいいから、
笑いに転化させればいいのです。
<今後に活かす(100文字以内)>
会社で上司にプレゼンするときは、
話す練習しなくても言えるような
ストーリー(論理)を組む。
忘れても話すことができるストーリーを予め作り込んでおく。
議題に興味を持ち熱量を持って話す。
<その他 気になった言葉>
・バッターがいないところで投げる練習が無意味なように、
漫才もお客さんがいないところでやって得られるものは
ほとんどありません。
・当たり前のことだけど、本番では、
互いに「初めてしゃべってる」「初めて聞いた」
という風を装ってしゃべります。
・相手の言葉をきちんと聞いてから反応する。
これは漫才の基本中の基本です。
・自信のなさは、手の動きにもよく出ます。
鼻先をいじったり、髪を触ったり。
そういう仕草も、堂々としていない印象を与えてしまうので損です。