(読書)「すべてを引き受ける」という思想_2

<読んだ本>
「すべてを引き受ける」という思想 
著者 吉本隆明 茂木健一郎 出版 光文社知識の森文庫 (2018年)

<筆者の言いたいこと>

・「おれは戦争をやれといったわけでもないし、また戦争をやめろといったわけでもないのに、突然やめることが決まって、ぼくらは前につんのめる以外に方法がなかった」

自己意識に関わりないところから世の中がひっくり返ることがある。

・現代において古典的知識性に相当するような権力を持っているのはシステムではないか。

<今後に生かす>

・勉強をするときは直接原典に当たることとあり、真似をしようと思います。

理由は、解説書を当たると解説者の強調箇所につられるので、間違って解釈することがあるからです。

・敗戦の体験から「いざとなったら国なんて責任はとってくれない」「指導者なんか、いざとなったらいなくなってしまう」「そういう体験をしていますから、何ごとであれ遠慮をする必要はない思っています」というのが衝撃でった。こういう見方も取り入れようと思います。

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