ニュース記事「日本の「時間稼ぎ」パス回しに会場からは大ブーイング(ワールドカップ・ポーランド戦) 」_24

ニュース記事概要

サッカー・ワールドカップ(W杯)で、日本は6月28日(日本時間)、ポーランドに敗れはしたものの、決勝トーナメント進出を決めた。だが、日本は試合終了間際、決勝トーナメント進出を優先するために消極的なプレーに徹した。会場からは大きなブーイングが起きる異例の事態になった。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/28/japan-go-to-final-tournament_a_23470414/


<フェアプレーポイント>

グループリーグの順位は、次の条件で上から順番に決定する。

(1)全試合の勝ち点

(2)全試合の得失点差

(3)総得点

それでも並んでいる場合、さらに以下の条件で決める。

(4)当該チーム同士の対戦での勝ち点

(5)当該チーム同士の対戦での得失点差

(6)当該チーム同士の対戦での得点

(7)フェアプレーポイント

(8)抽選

フェアプレーポイントは、次のように計算される。

イエローカード1枚目(警告):マイナス1点

1試合で同じ選手がイエローカード2枚目(退場):マイナス3点

レッドカード(一発退場):マイナス4点

イエローカード後のレッドカード:マイナス5点

日本とセネガルが勝ち点4、得失点差1、総得点3で並び、直接対決でも2-2の引き分けだった。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/28/fair-play-point_a_23470437/

(1)相反する2つ以上の意見

セネガルサッカー連盟

FIFA=国際サッカー連盟に対してフェアプレーの精神に反する行為

警告ポイントで順位を決めるシステムは尊重すべきだが、こうしたケースが起きたとき、選手や監督、チームに罰則を与えなければ意味を失う

ガーディアン紙

日本は「フェアプレー」によって1次リーグ突破を決めたが、最もスポーツマンシップに反した試合になったとし「本当につまらない試合。喜劇的で超現実的な結末を迎えた」

落語家の立川志らく

「ブラジルやドイツとか強いチームがやるんならまだしも、(弱い)日本が上に上がるためにやったことは称賛するべきじゃないですか。言われる筋合いはない。これで無理やり攻めて失点していたら監督が何言われるか分かったもんじゃない。日本が決勝Tに行くにはしょうがないこと。批判するやつらがおかしい」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180702/k10011505381000.html

https://mainichi.jp/articles/20180629/k00/00e/040/284000c

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000106-sph-ent

(2)仮説

負けている方が消極的なプレーを選択することが、

スポーツとして矛盾していると感じる人が多かった。

フェアプレイポイントというルールが適用されるような場面では

消極的なプレーを誘発することが問題ではないか。

(3)中立な立場で提案する

提案1

「(7)フェアプレーポイント」を廃止する。

「(8)抽選」を繰り上げる。

提案2

ゴール枠内シュート数で決める。

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