(読書)サピエンス全史_上_26

<読んだ本>

サピエンス全史 上

文明の構造と人類の幸福

著者 エヴァル・ノア・ハラリ 訳 柴田裕之  出版社 河出書房新社

<筆者の言いたいこと(200文字以内)>
人類は七万~三万年前に虚構を話し、それを仲間同士共有する能力を獲得した。
人間の脳みそは150人の管理が限界と言われるが、
この能力により150人以上の集団を形成できるようになった。
私たちとチンパンジーの真の違いは、多数の個体や家族、集団を結びつける
神話という接着剤だと考えられる。
農業革命によって食糧増加と人口爆発が起きたが、
小麦を世話するために定住が必須となり、戦争を誘引する結果となった。
<今後に生かす(100文字以内)>
「歴史の大半は、どうやって膨大な人を納得させ、
神、あるいは国民にまつわる特定の物語を信じてもらうか
という問題を軸に展開してきた」という見方が新しかった。
そういう目で歴史を見てみたい。

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