ニュース記事「“意識高い系”が仇となり大手を辞め起業して陥った37歳の「マイルド貧困」」_52

ニュース記事概要

企業を目指し、3年前に大手IT系企業を退社。2年前にITベンチャーを立ち上げた。

企業した目的のアイデアがビジネスにならず、以前の会社から下請けとして降りてくるコンサル業務で売上は月50万円を稼いでいる。

生活費は10万円と苦しい状況になり、「マイルド貧困社長」となっている。

https://diamond.jp/articles/-/177946


(1)相反する2つ以上の意見

山下颯太社長(仮名・37歳)

「堀江さんの先進的な考え方にはずっと感化されてきましたね。

ある著書のなかで、『仕事を引き受ける時代は終わった。これからはリスクを取ってでも自分で仕事を作っていく時代だ』みたいなことを語っているんですが、それを読んだとき“これだ”と思ったんです。

それからいつか会社を辞めて、独立しなきゃって焦りのような気持ちが生まれた。

それはいいんですが、それからの自分は、目の前の仕事をついつい軽視するようになり、社外人脈を拡げることに夢中になったり、闇雲に起業セミナーの類に時間とカネを使ってしまったなあという反省はあります。

起業こそ善、みたいな空気に流されてきてしまったのかな」

堀江貴文

「んー、アイディアに価値があると思ってる時点で終わってますけどね笑。

俺の本とかちゃんと読んでるのかな?読んでたらそんなことにならないはずなんだけど、斜め読みして影響だけ受けるというダメなパターンな気が。」

成毛眞(実業家。元マイクロソフト日本法人代表取締役社長)

「これはありうるんだよなあ。起業に向いている人は

1. 倹約家(ケチ)=合理的な資金管理
2. 柔軟性(いいかげん)=当初事業より良い事業が見つかれば、すぐ乗り換える決断ができる
3. 独立性(人見知り)=経営者として孤独に耐える力、社内に友達を作らない
4. 売上主義(勉強よりも伝票)=理想や理論より売上、セミナーやMBAなどは無用
5. 鈍感力(へんなヤツ)=成功も失敗も感じることができないこと、反省も満足もしないこと
6. 表現力(ほらふき)=ゼロコストマーケティングと自己暗示

あたりだろうか。廻りにもほとんどいないのだ。ケチでじつはいいかげん。人見知りなのにほら吹きでヘンなヤツ。ほら、アメリカのリンゴもメガネも、日本の薄毛の人も、あの経営者も、あの起業家も、みんなそうでしょ!?w」

参考URL

https://newspicks.com/news/3261260/

(2)仮説(450文字以内)

・アイデアを実現するために企業をしたのに、アイデアを形にしていないのでは。

→小さくてもアイデアを形にして機能するなら自信になる。

機能しないことがもしわかれば、改善したり、次の方針を考えたりできる。

・起業することに自体にこだわっているのでは。

→起業して独立することは、アイデアを実現するための手段だが、

目的にすり替わってしまっているように感じる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする