<GAFA規制賛成>
・GAFAがプラットフォームとして君臨しているため、新規事業が生まれにくくなっている。 多くの起業家がGAFAと競い合うのではなく、彼らに買収してもらえるような事業をしたい、という認識を持っているためだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/256772?page=3
・ スペンサー・シューレムさん(アプリビジネスの起業家)
「すばらしいプラットフォームを利用できることで、僕のアプリは成長できるのです。ただ、ルールを決めるのはたった1つの企業だったりします。僕たちにはそういうルールに疑問を持ったり、不公正な状況に直面した際に声を上げたくても、そもそも訴える場所さえありません。今のIT巨人の問題は、富の一極集中ではなく、彼らの集めたデータにどれだけアクセスできるか、できないのか、それが問題なのです」
https://toyokeizai.net/articles/-/256772?page=4
・情報は個人のものであり、個人は国家に属しているのだから、GAFAに情報を独占させてはいけない。GAFAがコントロールするようになったあかつきには、個人の一票の価値が無くなるかもしれない。それは個人よりもGAFAの方が国民の民意を把握しているためだ。
<仮説>
「 国家」 対「GAFA」 の国民情報の奪い合いなのではないか。
国民の情報(民意)をくみ取って、提案、実行していく情報処理システムとしては
「国家」より「GAFA」の方が速く情報処理することができる。
民主主義国家は個人一人につき一票の価値を認め、
それを元に政策を決めていくが、テクノロジー変化のスピードが速く
追いついていない。
GAFAは投票はしないが、全世界のユーザーの意見を吸い取って、
日常生活に必要なサービスを必要なタイミングで提供している。
ただし、個人は全ての情報をプラットフォーム上にアップし
個人プライバシーの提供に同意する必要がある。
<参考文献>
ホモ・デウス (下)-テクノロジーとサピエンスの未来
著 ユヴァル・ノア・ハラリ 出版社 河出書房新社