ラグビーワールドカップ2019日本大会が近いので
ラグビーのルールについて書いてみる。
ラグビーの反則の一つにスローフォアードがある。
何で前にボールを投げてはいけないのか？
理由は前に投げない方がゲームが面白いからだ。
ラグビーの目標は相手チームが守る陣地までボールを運ぶことだ。
これをトライ(5点)という。
前にボールを運ぶことが目標なのに、
ボールを前にパスすることができない。
矛盾することをしている。
でも何故かボールが前に進む瞬間がある。
そこが面白い。
<前にボールを投げずに前に進む方法>
・邪魔する相手を体当たりではね飛ばす。
・キックで前に進む。(キックで前に進むのはOK)
・邪魔する相手プレイヤーの隙間をすり抜ける。
・ 邪魔する相手プレイヤー同士の間にボールを放る。
それを味方にキャッチさせて突破する。
・スクラムで相手を押し込む。
・複数人で密集した塊になって前に押し込む。
<なぜラグビーはゴールではなくトライなのか？>
元々はトライ後のキックで得点が加算されていた。
トライは0点だった。
トライは文字通り挑戦、つまり得点する権利を獲得することだった。
サッカーで言えばアシストにあたる。
ゴールのお膳立てがトライだ。
しかし、実際にプレーをするとわかるが、
トライをするのは物凄く大変だ。
これが0点だとかなりキツイ。
そのため、現代はトライが5点、
その後のキックが2点となっている。