時事問題を解いていて、
衆議院の議員定数は、なぜ465人なのかと疑問に思った。
調べたが明確な根拠を見つけられなかったので、
代わりに衆院議員はどれくらい国民の意見を反映しているのか
を書いてみる。
議員が100%民意を反映できると仮定すると
[衆院議員1人当たりの人口] = [総人口] ÷ [衆議院の議員定数]
にて議員の力が図れるのではないか。
図.1に総人口と衆院議員1人当たりの人口の推移を示す。
2018年の衆院議員1人当たりの人口は27万人。
1890年は13万人だったことを考えると、
2倍になっていることがわかる。
総人口と衆院議員1人当たりの人口の関係を表してみた。(図.2)
総人口に比例して衆院議員1人当たりの人口が増えている。
1000万人増えると、衆院議員1人当たりの人口は
1.7万人増える傾向にある。
日本だけでなく、世界の衆院議員1人当たりの人口を調べてみた。(図.3)
世界では10万人前後が多く、日本は世界に対して2倍となっている。
世界と比べると日本の衆院議員は
倍以上の人々の意見を代弁しなければならない。
総人口に対して議員数が足りていないように見える。
<参考URL>
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo03.html