ラグビーWカップ 日本大会が盛り上がってるのはなぜか?

ラグビーは日本において

マイナースポーツである。

今回のラグビーWカップを開催前から

知っていた人は少ないのではないか。

盛り上がらないのでは?

という大方の予想に反して盛り上がってる。

実際に試合を観てその理由を考えてみる。

1. 海外の観客のノリが良い。

アイルランド vs サモアを観てきたが、

アイルランド人の観客のノリが良い。

ラグビー観戦の楽しみ方をわかってる。

トライを決めたら、周りの日本人と

ハイタッチ。

敵味方関係なく、ノーサイドで楽しんでいる。

試合中、実に楽しそうにワーワー言ってる。

2.30人の大男同士の肉弾戦の迫力

190cm近くの身長で100kgオーバーの

巨体同士が猛スピードでぶつかり合う(図.1)。

たまにドゴッという鈍い音が聴こえた。

ハイタックルで首にラリアットを

食らって本気でうずくまっていた。

図.1 試合中の様子(アイルランド vs サモア)

3.チケット先行販売の方法が良かった。

ラグビーに関わっている人

かつてラグビーに関わっていた人

開催地でこれから関わっていく人

の順にチケットを先行販売した。

ラグビーを理解している

人から先行販売したところが

良かったのではないか。

私は高校生のときラグビーを

やっていたので

ラグビーフレンズというOB枠で購入した。

チケットのデザインもカッコ良い(図.2)

図.2 ラグビーWカップチケット

<余談:ラグビーの監督はなぜ客席にいるのか?>

ラグビーの試合をTVで見ると

監督(ヘッドコーチ)は放送席みたいな上の方の観客席にいる。

サッカーみたいになんでピッチにいないのか?

ラグビーをプレーした経験から言うと

指示出されても選手には聞こえないから

プレー中、敵味方の声と殺気に全集中するから

監督の声なんて聞こえない。

文化的な面で言うとピッチ上のプレーは全て

選手が決めるのが良しとされているから。

例えば、前回のWカップ

日本 VS 南アフリカの逆転勝利を呼び込んだ

ペナルティからのスクラム選択は選手の独自判断だ。

監督エディは無線でペナルティキックを指示していた。

確実に引き分けにする判断だ。

一方、選手たちは勝てると判断し、スクラムを選択した。

結果、歴史的勝利を引き寄せた。

この勝利は今回のWカップに影響を与えている。

弱小だった日本が世界に通用することを

初めて証明し、世界にインパクトを与えたからだ。

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