【体験】退職交渉<ラウンド1:直属上司>

転職するにあたり、退職交渉で感じたことを書いてみます。

新卒で入社し、6年間務めた会社でした。

電機関係のエンジニア職。

<ラウンド1:直属上司>

「ちょっと話があるのですが」と言い、

会議室で時間を取って頂いた。

何の話だとなり、軽い感じの雰囲気だったが

「会社を辞めたい」と切り出すと

え?そういう話?となった。

何で辞めるのか理由は?となり

1.事業の先行きが不安であること

2.子会社化したこと

を説明した。子会社化については移籍した部署全員が納得いっていない。

そう感じるかもしれないなとなった。

就職活動して入った会社からほぼ問答無用で転籍と

なったことは不満に思うかもしれないとなった。

・30歳で転職は微妙である。特別な技術が身についているのなら別だが

そうでないならエンジニアとしては中途半端である。

・転職先は技術が身につく場所なのか?エンジニアとして食っていくのなら代替え可能な存在になってはならない。設備保全などの職種につくと発展性がない。

・自分は関連会社から今の会社に吸収合併された経験がある。

また二回辞表を出して破り捨てらたことがある。

そこから考えると30歳で方向転換をしたいという心理はわかる。

・先行き不透明に感じるかもしれないが、製鉄自体は当分なくならない。

モノづくりの根幹であるから製鉄事業を支える仕事は無くなりはしない。

合弁子会社化により非鉄の繊維産業にも仕事が広がるので可能性はある。

・仕事に対する不満ではないのか?

・設計業務や対人関係ではないのか?

そうではないと回答した。

意思はわかったので、課長に話をしておくとなった。

普段からのコミュニケーションと信頼関係があると

話を理解してもらえるなと感じた。

<自分の心情>

退職を切り出すのに勇気が必要だった。

転職エージェントが

転職先を決めてから、退職交渉すること

という意味がわかった。

先が決まると、後退ができないからだ。

清水寺から飛び降りる心情だった。

転職したからといって先の保障は何もない。

上司たちからボロクソに言われる覚悟もプレッシャーだった。

誰かが自分の人生を保障してくれることはない。

退職交渉をすれば、会社に残るという選択が無くなる。

後戻りはできない。

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