ターゲットを決めずに、自分の経験の中で何かしら役に立つだろう
と感じることを書いていた。
ここでターゲットを決めてみようと思う。
<ターゲット:エンジニアになりたい人>
エンジニアになりたい人はどこにいるのか?
1. 理数系やモノづくりが好きだが、進路が未定の人
→「学校で学んだ知識」が仕事の現場でどのように使われるのか示せないか。
例えば、三角関数は電気を賢く扱うための道具だが
学校や予備校でそういう話を聞くことはできない。
理数系科目が好きで、それでご飯を食べて行きたい人の
モチベーションを刺激できないか。
2. 工業製品の単純な組立要員からエンジニアに変貌したい人
→単純な製造作業から製品を設計、生産管理する側にまわりたい人が
いるのではないか。製品はどういう考えで設計されているのか?
どういう考えを身に着ければ良いのかを書けないか。
<エンジニアの定義>
私なりのエンジニアの定義は
以下の二つができる人である。
1. 経験的観察結果を数学的なツールでまとめ、仮説を立てることができる。
2. 仮説を具体的な製品にするために人とお金を引っ張ってこられる。
職人とエンジニアの違いは
経験的観察結果を数学的なツールでまとめているか否かだと思う(上記の1)
料理で例えると、調味料を入れるタイミングや量を
熟練の勘で上手い料理を作るのが職人。
調味料の量を計量カップで測り、タイミングも
ストップウォッチで測定して誰でもできるようレシピを作るの
エンジニアだと感じる。
また、科学者とエンジニアの違いは製品にするか否かだと感じる。(上記の2)
料理で例えれば、新しい食材を見つける、新しい調理法を見つけるのが科学者。
その食材を調理して美味しい料理にするのがエンジニアだと感じる。