<読んだ本>
自分を休ませる練習
著者 矢作直樹 出版社 文響社
<筆者の言いたいこと>
からだというのは、「使わないとダメ、使い過ぎてもダメ」
からだを壊してまでやるべきことなど、この世にはない。
からだはこの世での借り物。いつか返す日まで大切にする。
世の全ての人から見た欠点が、この世に存在するのでしょうか?(いや、存在しない)
欠点はある意味「学び」であり、「長所」でもある。
そういう意味では、人の欠点とは見る目を試されている状況なのかもしれない。
つらいとき、悲しいときでも、「好きなこと」をしている感覚が、
あなたを守る。
<今後に生かす>
「相手の時間を奪わない。それ以外の細かいことは気にしないでいい。」が印象に残った。また、電話は相手の時間と集中力を奪う行為とあり、その通りと感じた。緊急時以外はメッセージなどで連絡しようと思う。
<その他 感想>
冒頭でせっかく治した患者が、
また無理をして病院に戻ってきてしまうことに
医者として限界を感じるということが書いてあり
つらいだろうなと感じた。
この本自体が医者の守備範囲外の仕事だと思う。
病院に来た患者を診るのが医者の仕事。
病院に来ていない患者は医者の守備範囲外の仕事だ。
それでも
病院に運ばれるような状態をつくる疲労・ストレスの累積を削減できないか
それが患者数を減らすことになるのではという仮説だと感じた。