ニュース記事「ボランティアを酷使する五輪委員の役員報酬は最高月200万円」_59

ニュース記事概要

20年の東京オリンピック・パラリンピックのボランティア11万人を募集しようとしている。

『1日8時間、10日以上参加できる方』という条件があるため、ボランティアの域を超えて

仕事ではないかという議論を呼んでいる。

また、ボランティアのターゲットにされているのが、

比較的時間に融通がつきやすい主婦や学生となっており、自発性の有無に関わらず動員

しようとしていることがおかしいのではと言われている。

http://blogos.com/article/321455/


(1)相反する2つ以上の意見

著述家 本間龍

「’20年の東京五輪では、11万人ものボランティアが駆り出されます。この数は、’16年のリオ五輪で動員されたボランティアの数、約7万人の1.5倍。五輪史上最高です。にもかかわらず、ボランティアの条件は、とんでもなくブラック。応募される方は、十分注意してほしい」

米国在住のライター 谷口輝世子

本来は個人が自主的に参加するのがボランティアの姿であるのに、日本の場合は、大学などの学校や、地域、企業などの団体や組織を通じても、ボランティアを集めようとしていることが問題なのかもしれない。自分の所属している集団から依頼されることで、断りにくい状況に陥ることもあるだろう。多くの日本人がこれまでにも自主的な参加を保証されず、本当は嫌にもかかわらず、形の上では“自由参加”してきた経験がある故に、大会ボランティアをブラックと警戒してしまうという背景もあるのではないか。

https://victorysportsnews.com/articles/7232/original

(2)仮説

全員野球の延長で、オリンピックのボランティアを

運営しようとしていることが「ブラックボランティア」と警戒される

原因ではないか。

所属団体に頭数をそろわせるような募集の仕方ではなく、

オリンピックのボランティアはクールだと、個人に

働きかける募集の仕方が必要なのではないか。

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