ニュース記事概要
日本の新聞、テレビ、出版等のメディアは衰退してきている。
情報をただ速報するだけでは、ニュースとしての価値がなく、
そこに専門性や分析結果が求められている。ビッグデータが可能なり、
膨大な情報をいかに意味のある形にするかが重要になるのではないか。
http://www.pressa.jp/blog/i/2013/04/ob.html
(1)相反する2つ以上の意見
佐々木 俊尚
新聞の問題っていうのは結局ニュースしか飯を食う種がない、だからニュース自体がコモディティ化っていうんだけど別に通信社でもいいんじゃないかって話になってくる。
ひとつ問題になってくるのは、そうやって蓄積されてきたビッグデータをどれだけ有効活用できるかということ。たとえば新聞社は膨大な過去の記事データベースを持ってるけど、単に古い記事1本読むと150円とかの閲覧料をとるだけのサービスしかやってなくて、活用しているとは言い難い。
ニシゾノ君(就活生)
たとえば今後、新聞社が衰退していく中で調査報道が難しくなって行くんじゃないかと考えています。たとえば「消えた年金」問題とかも明るみに出すために調査取材を7年間も続けていたという話があるんですが、こういうのって金銭的なバックアップがないと不可能になるんじゃないでしょうか。
(2)仮説(450文字以内)
・情報伝達スピード が上がり、情報元の数も増えたため、
普通のニュースの価値が下がったのではないか。
・ユーザーが使いやすいプラットフォームに情報が集約されていき、
新聞、TV、スマホなどの媒体や機器に固執する意味が無くなるのではないか。
・昔は長年の経験による勘や、個人の感性に頼っていた部分が、
ビッグデータで数値的な裏付けを求められる世の中になるのではないか。