タイトル:USJを劇的に変えた、たった一つの考え方
成功を引き寄せるマーケティング入門
出版社:角川書店
著者:森岡毅
<著者が言いたいこと(200文字以内)>
会社側のどんな事情もどんな善意も、
消費者価値につながらないのであれば
(消費者に伝わらないのであれば)、
一切意味がない。
自分起点で周囲を説得し倒して、人を動かすことが重要
日本の組織の多くは、
戦略を間違えるというよりもむしろ「戦略がない」
ことが多いのです
<活かすこと>
自分の指を見ながら、長い順に
今日の仕事の優先順位の1番目、2番目、3番目を選ぶ。
その3点にできる限りの時間や労力などの一切のリソースを集中する。
小指を見ながら70%未満で流す仕事を決める。
一番短い親指を見て「やったフリをする」仕事を選ぶ(笑)
<その他、気になった言葉>
そのビジネスを左右する本質である
「衝くべき焦点」を「ビジネスのドライバー」と呼びます
・「どう戦うか」の前に「どこで戦う」を正しく見極めること
・広告の唯一無二の目的は、その企業のブランド価値を向上させて売上を伸ばすこと
・「商品を売れるようにする」とは
放っておいても顧客が商品をバンバン買っていく状態を作り上げるということ
・戦略とは、もっと短く言うと「資源配分の選択」なのです
・やることを選ぶということは、同時にやらないことを選ぶということ
・とりあえず全部やろうとすることは、無意味に資源を分散させているだけの
「戦略なき愚か者」のすることです。
・本当に変わりたいのであれば、すぐには変われないことを
最初から折り込んで覚悟を決めることです。